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減農薬についての考え

果物園

field

 一般に、果樹栽培は農薬無しでは難しいと言われています。
なかでも、さくらんぼ、洋梨、プルーンなどは病気や害虫に弱い植物です。

果樹園は同種の樹がまとまって生育している不自然な環境です。
ひとたび病気になったり害虫がつけば、瞬く間に広がり、収穫できなくなることもあります。
私達は農業を始める時、農薬をどの程度使うか考えました。

自分の孫が、樹からもぎ取ったまま口に入れても心配のいらない果実

というのが、その時に考えた私たちの規準です。
例えば、果実が色付き始め収穫期が近づくと、農薬は使用しません。

元々冷涼で湿度の低い北海道は、減農薬が可能です。私達の園では、北海道が推奨する減農薬栽培基準(Yes Clean)よりもさらに少なく、道が定める「特別栽培」の基準となる慣行レベル(現状一般的に使用される農薬使用量)の原則半分以下レベルとします。

減農薬を達成するため、風通し・陽当たりの良い園地とし、フェロモン剤の併用、日々の観察、人手による病害除去を行なっていきます。
 
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